【節約】住宅ローン
前回は「家賃を下げる方法」をお伝えして大好評でした(と強く思い込んでます)
「賃貸じゃなくて家買っちゃったよ」という心の声が聞こえてきた気がするので、今回は住宅ローンについてお話ししていきます。
①住宅ローンの返済額を減らす方法
方法としては
1.金利を下げる
2.繰上げ返済する
3.借入期間を伸ばす
4.売る
5.自己破産する
くらいを思いつきます。
今回は『1.金利を下げる』に絞って解説していきますね。
②金利の下げ方
金利を下げる方法としては
・他の銀行で借り直す(借換(かりかえ)と言います)
・今借りてる銀行に「金利下げて」ってお願いする
があります。
ネットとかでは「住宅ローンの金利を下げるためには借換を検討!」とか声を大きくしていますがちょいと待ってください。まずは自分の借りてる銀行にて金利交渉してください。
交渉したうえで満足する水準まで下がらなかったら借換を検討してみてください。
借換って無駄な諸費用がめちゃくちゃあるんですよ。
③交渉の仕方
前回の「家賃を下げる」より遥かに簡単です。
価格.comでランキング1位のページを印刷して来店か電話するだけ。
その際には「〇〇銀行で借換検討してるんですけど、借換は諸費用もかかるので相談しにきました」って言いましょう。
どこの銀行で借換を検討されてますか?って聞かれたら、銀行訪問してるなら印刷したチラシを見せる。電話なら「〇〇銀行で金利は〇〇%です」って言うだけ。これだけ。
あとは勝手に銀行の方が下げてくれます。
④銀行と支店によって対応は激しく異なる
金利下げてもらえるかは割と銀行と支店の方針次第です。
相談に行っても個人的にはメガバンクとかは割とドライな印象です。 地銀とか信金とかは結構相談に乗ってもらえる印象です。なぜなら借換されたら支店の貸出残高(一般企業でいう売上)が落ちちゃいます。なので規模が小さい銀行・支店(特に田舎)ほど住宅ローン1件の残高でも割合でいえば結構大きいですから前向きに検討してもらえるでしょう。
⑤銀行員も金利下げ慣れてる
住宅ローンの金利ってここ10年くらいでどんどん下がってるんです。
・銀行同士の競争の結果。
なんかが原因です。
なので10年前に2%とか3%とかで住宅ローン組んでた人は今変動で0.5%切ってるのを知ったらそりゃぁ借換か金利交渉するでしょうよ。「結構みんな相談してますよ。」
特にマイナス金利になった時期には銀行で働いてる友人と飲みに行ったら「おれ、住宅ローンの金利引き下げしかしてない。この先どうしたらええんや。」って真顔で言ってました笑
その友人曰く「下手に金利交渉したら普通に借換されるし、他にする仕事もたくさんあるからとりあえず下げれるMAXまで下げて簡潔に終わらす」って言ってました。笑
数年前の話なので今はどうか分かりませんが似たようなものだと思います。
⑥10年固定してるから金利下げられない
いやいけます。銀行員に確認しました笑
これも銀行と支店次第なんですけど、「借換されて貸出残高減るのは嫌!」って支店ならなんとかしてもらえるらしいです。
⑦交渉は無料しかもノーリスク
住宅ローン借りてる銀行の方から「日銀がマイナス金利にしたんで住宅ローン下げますね」なんてぜーーーーーったい言わないですよね。
実は実は銀行の住宅ローンの「基準金利」って直近10年を見ても「ほとんど変わってない」んです。
何が変わってるかといえば「優遇幅」です。
なので、昔から借りてる人は高いままなんです。
昔から借りてるけど残高少ないからあんまメリット無いとか昔延滞してたから断られたって人ももう一度交渉しにいきましょう。交渉するのはタダ!友人仕事増えるかも知らんけどまじスマン!
「本当に言ったもん勝ち」です。
⑧最後に
もう最近は金利下がりまくってるんで既に交渉されてるとは思いますけど、
・金利交渉して昔断られた人
・固定組んでて諦めてた人
なんかは金利交渉の余地ありありです。
不安点あったらご相談くださいねー。
近いうちに
2.繰上げ返済する
3.借入期間を伸ばす
4.売る
5.自己破産する
についても解説したいですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではではー。