【税金】サラリーマンが苦手な事
こんにちは。はちやぎです。
今日は税金のお話です。
「税金」と聞いてそっとページを閉じないでください!
今日もざっくり行きますので!!
①税金に苦手意識のある人が多い?
税金関係って苦手意識ある人が多いですよね。サラリーマンは税金の知識が無くても生きていけますし、普段の生活でもさほど困らないですよね。税金の事を少しでも勉強すれば普段勝手に天引きされてる税金を減らす事が出来るかもしれませんし、節税の仕方を知らなければ自分が損しているとも気付きません。
なぜ税金の知識がないんでしょう?
②なぜサラリーマンは税金の知識が無いのに勉強しないのか?
答えは大体のことは会社がやってくれるから。通常、サラリーマンが確定申告する機会は少ないです。したことある人といえば住宅ローン組んでローン控除を使う初年度くらいでしょうか?(2年目以降は会社がやってくれる)実際に会社はどんな事をしてくれてるんでしょうか?
③げんせんちょうしゅう?
会社は毎月支払う給与の中から、「君の今月の給料やと年間でこれくらいの税金がかかりそうやし今月分の税金差し引いて渡すね。」って感じで「税金の計算をした上で税金を差し引いて給料をくれます」給料貰う方は毎月自ら税金納めなくていいし、計算もしなくて良いしめっちゃ楽ですよね?この神制度を源泉徴収制度といいます。誰もが聞いたことはあるはず。
(なお、国から見れば毎月確実に税金を徴収でき滞納の心配がない神システムです)
④ねんまつちょうせい?
会社は毎月、源泉徴収でざっくりと税金を納めているため年間を通すと誤差が出ます。また、生命保険に加入してると税金を安くしてもらえる国の制度があります。こういった「税金を安くする制度を使ってるかどうか」と「その金額」は会社には分からないため、毎年年末近くになると申請してもらい再計算をします。これを「年末調整」といいます。再計算の結果、税金を納め過ぎていた場合はその分返してもらう事になります。
⑤年末調整は神制度
11月後半になると、上司から「保険料控除のハガキ持ってこい!」とか言われてめんどくさがりながら提出してませんでしたか?あれは「会社があなたの税金を安く済ませてあげれるように再計算をしてくれてる」んですよ!「いつも年末調整ありがとうございますっ!」とお礼を言って提出しても良いレベルですね。
本来サラリーマン全員が確定申告しなければいけない所を源泉徴収と年末調整を会社がしてくれることによって確定申告をしなくて済んでいます。ほんと楽。神制度!
⑥年末調整で何が出来るのか?
年末調整で年収から色々なものを引いて税金の計算をします(会社がしてくれます)。年収から引けるものを「◯◯控除」という名称で呼んでいます。主なものは以下の通りです。かなりざっくりです。
・給与所得控除…年収に応じて控除
・配偶者(特別)控除…配偶者ががっつり働いて無ければ控除
・扶養控除…子供や親(老人)と一緒に住んでたら控除
・基礎控除…とりあえず控除
・障害者控除…家族に障害者認定を受けてる人がいれば控除
・社会保険料控除…自分や家族の社会保険料を別途納めてたら控除
・小規模企業共済等掛金控除…今流行りの iDeCoしてたら控除
・生命保険料控除…生命保険入ってたら控除
・住宅借入金等特別控除…住宅ローン組んでたら控除(2年目以降)
これらがあったら税金安くなるんだなーくらいに思ってて下さい。一定の条件が必要なものもあります。個別の説明は省略します。
⑦年末調整で調整しきれないもの
税金が安くなる制度でも年末調整で完結できないものがあります。その場合は確定申告をすることで税金が安くできます。ざっくり以下の通り。
・住宅借入金等特別控除…住宅ローン借りてたら控除。(最初の1回は確定申告必要、2年目以降は年末調整で)
・医療費控除…家族みんなで医療費を年間10万以上払ってたら控除
・寄付金控除…流行りのふるさと納税で控除、「ワンストップ納税」を選択していると確定申告不要。
・雑損控除…災害や盗難等で資産に被害を受けたら控除(2018年は台風で使える人多いかも)
⑧確定申告は難しい?
めっちゃ簡単です。難しそうに見えるだけです。ファイナルファンタジーVIのケフカくらい楽勝です。
パソコンがあれば「確定申告」と検索して国税庁のページで数字を入力するだけ。計算は自動でしてくれます。
それすら億劫であれば、資料一式持って最寄りの税務署に行きましょう。優しく教えていただけます。
なお確定申告申告期限が迫るにつれ会場が混み合いますのでご注意ください。
あれ?消費税増税はんたーい!とか言いつつ、国に自動的に税金吸い取られてる事に気付きもしない人達に鉄槌食らわせる記事書くつもりが大脱線した。まぁいいか。
ではではー